去る9日、NHKホールで行われたジェフ・ベックのライブを観に行きました。
今回の来日メンバーはヴィニー・カリウタ(ds)、デヴィッド・サンシャス(key)、タル・ウィルケンフィールド(b)。
ステージセットも舞台上に楽器が設置してあるだけの極めてシンプルなものでした。
ジェフの機材は全編を通して使用したシグネーチャー・ストラトとマーシャルアンプ。
足元にはかなり大きめのペダル・ボードが設置してあってかなりの頻度でスイッチを踏んでいたのだけどこれといってハッキリと音に変化があったわけではないのでどういう種類のエフェクターを使っていたのかはちょっと分からなかったです。
僕の席は3階の前から2列目でほぼ中央に位置していたので俯瞰でステージ全体がまんべんなく見ることが出来ました。
3階だからかそれ程迫力のある音量でもなかったし、終始着座したままでの観覧だった為か気持ち悪いくらいに興奮しませんでした。
正直こんなに気持ちの入り込まないライブは初めてでした。
勿論、バンドの演奏は素晴らしかったです。
特にヴィニーのドラムはズバ抜けて良かったですね。
あえて挙げるとすると紅一点、タル・ウィルケンフィールドのベースの音がこもり気味でヌケが悪く感じた事かな。
しかし、それ以上にジェフの演奏にそれ程のスリルを感じなかった事がとても残念でした。
あくまで主観ですが妙にまとまっていてそつなく演奏してるなと思ってしまったのです。
得意のトリッキーなプレイも予想したポイントで予想通りに繰り出されて尚更でした。
ここ数年新しいアルバムを出していない為か選曲も含めて少々マンネリ気味になっているのかもしれません。
そんな僕の煮え切らない気持ちとは裏腹にジェフ本人は妙にご機嫌でした。
やたらとおどけてみたりアンコール後には愛用のストラトを客席に渡してしまうというハプニングまでありました。(もちろんローディが慌てて飛び出してきて取り戻していましたけど。笑)
そんなジェフも今年で65歳。
同年代のミュージシャンには他界する人や隠居してしまう人も多い中、本当の意味での現役ギタリストだと思います。
なんだかんだと書きましたが僕にとってはやはり神的な存在である事には変わりありません。
ここ数年はオフィシャル・ブートレッグのライブ盤ばかりリリースしていますがここいらで新しいスタジオ盤を出して欲しいなと思ったりしています。
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